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2023.11.01

道産カキを蒸し焼きで堪能! 「牡蠣ガンガン焼き祭り2023」開幕〈11/1~5〉札幌「狸二条広場」で

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

「牡蠣ガンガン焼き祭り2023」の会場入り口の看板
「牡蠣ガンガン焼き祭り2023」の会場入り口

 道産のカキの蒸し焼きを楽しめる「牡蠣ガンガン焼き祭り2023」が11月1日(水)、札幌・創成川沿いの狸二条広場(札幌市中央区南3条東1丁目)で開幕しました。大勢の市民や観光客が北の海の恵みがぎゅっと詰まったカキや貝類のうまみを楽しんでいます。11月5日(日)まで。

ガンガン焼き 3種類から選べます

缶にカキを詰めていくスタッフ
缶にカキを詰めていくスタッフ

 まず、来場したら席を確保します。テント内の席には番号が振られており、ガンガン焼きの注文口で番号を伝えてオーダー。支払いの後、席で待っていると、スタッフが調理したガンガン焼きを席まで運んでくれます。からあげやいくら丼、カニ汁などのフード類やアルコールは別の窓口で注文、カウンターで受け取ってセルフで席まで運びます。

潮の香りと海の恵みがあふれる「牡蠣」

ガンガン焼きの「牡蠣」。1缶が2人前
ガンガン焼きの「牡蠣」。1缶が2人前です

 ガンガン焼きは3種類です。「牡蠣」は2人前が4800円、3~4人前は1万円。カキどうしがいくつもくっついて一体化しているものもあり、2人前は30センチ四方ほどの缶に、カキが1.5キロ、小ぶりなものも含めると20個ほど入っています。産地は仕入れによって変わりますが、道産だそうです。

貝むきナイフでカキを開く様子
貝むきナイフでカキを開いて…
ぷるんとしたカキの身を取り出した様子
ぷるんとした身を取り出します

 席にはトングや軍手、貝むきナイフが備え付けられており、軍手をはめてナイフで貝を開き、身をペロンと外します。カキは大小ありますが、大きなものだと身が7~8センチもあります。一口でほおばると、潮の香りが口いっぱいに広がります。おいしいカキのエキスがあふれ、ちょっと強めの塩味がビールを手招きします。

「貝づくし」にはホタテとホッキにツブも

ガンガン焼きの「貝づくし」2人前
ガンガン焼きの「貝づくし」2人前

 「貝づくし」は2人前5200円、3人前1万1000円。カキのほか、ホタテとホッキが2枚ずつ、ツブも4つ入っています。

「貝づくし」に入っていたホタテやホッキ、ツブ
「貝づくし」に入っていたホタテやホッキ、ツブ
ぷりっとした大きな身が入っているホッキ
ぷりっとした大きな身が入っているホッキ

 ホッキは貝殻いっぱいにぷっくりした身が入っており、火の入った足先がピンク色になっています。一口かじると、ジュワーッとおいしい「ホッキジュース」が出てきます。身はぷりぷり。かんでもかんでも、うまみが出てくるので、いつ飲み込んでいいのか分からなくなります。

 ホタテは貝柱だけでも5センチほど。ひもの部分のぷりぷりした食感と、口の中でホロホロとほぐれる貝柱のうまみを交互に楽しみます。ツブは軍手で貝を、はしで身をつかんで慎重にねじりながら身を引き出します。最後の胆までプルンときれいに取り出せました。釧路勤務時代、飲んだ後の釧路名物、しょうゆ味の「ツブ焼き」をつついてきた経験が生きました。ツブは弾力があり、「プリプリ」というより「ブリブリ」な食感。うまみをかみしめました。

「スペシャル」には、さらにカニが!

ガンガン焼きの「スペシャル」2人前
ガンガン焼きの「スペシャル」2人前

 「スペシャル」は2人前6500円、3~4人前1万3400円です。「貝づくし」に、甲羅が5~8センチほどの小さめのカニが2匹、付いています。

甲羅を外すと、外子がびっしりのカニ
カニの甲羅を外すと、外子がびっしり
内子やみそもしっかり入ったカニ
内子やみそもしっかり入っています

 小さいとはいえ、カニの甲羅を開けると外子(卵)がびっしり。内子やミソもしっかり入っています。外子はぷちぷちとした食感で、内子はとろりとしていて、磯の香りが漂います。さすがに身は食べるところが少ないのですが、足を豪快に歯で割ってしごくようにして身を吸い出します。やはり、みんな無言になっていました。ガンガン焼きはどれも、缶に入れた貝やカニを日本酒だけで蒸し上げています。意外に塩味を強く感じますが、どれも貝本来の塩味で、嫌みはありません。

ビールやワイン…もちろんアルコール類も

カキや貝の潮の香りにぴったりのビールで乾杯している様子
カキや貝の潮の香りには、ビールがぴったり

 まだお昼ですが、やっぱり乾杯!湯気を上げる貝に、冷たいビールがぴったりです。テントは横側もビニールで覆われ、コートなどの上着がなくても寒さは感じません。ただ、貝やカニの身を外すのに、汁が飛び散ることが多いので、洗濯しやすい服装で行くのがお勧めです。また、手をふくウェットティッシュも席に置いてありますが、軍手をはめていても汁がしみてくるので、ぬらしたお手拭きを持って行くといいかもしれません。

会場で提供されている、新冠のダムトンネルで熟成させた北海道ワインの「Blanc2015 鶴沼ヴィンヤード」
北海道ワインの「Blanc2015 鶴沼ヴィンヤード」(グラス700円)。新冠のダムトンネルで熟成させたものです

 アルコールはハイボールやサワーなどが500円から、ビールは600円。薄にごりで微発泡の「三千櫻酒造」の生酒(700円)は限定販売です。グラスワインは道産を含め、500円からあります。ソフトドリンクは400円。

いくら丼やカニ汁、ザンギも楽しんで

大人気のいくら丼(左)とカニ汁
大人気のいくら丼とカニ汁
外子や内子、ミソがぎっしりのカニが入ったカニ汁
カニ汁のカニにも、外子や内子、ミソがぎっしり

 ガンガン焼きのほかにも、フード類が販売されています。いくら丼は小800円、中1200円、大1800円。塩いくらがたっぷりかかっています。カニ汁(700円)には、カニが甲羅半分、足も何本も入っており、汁はカニのだしが良く出ていて、ダイコンやニンジンにもカニのだしがしっかりしみています。これでお酒が飲めます。

ハニーマスタード味のザンギとビールの注がれたカップ
ハニーマスタード味のザンギ

 ザンギは3種類。シンプルな「塩ザンギ」は600円、スパイスの効いた「大人スパイシー」と「ハニーマスタード」がそれぞれ700円です。意外と男性にファンが多いという「ハニーマスタード」は、マスタードのツブツブ感が楽しく、ハチミツの甘さとスタードの酸味や軽い辛さがマッチします。種類は多くはありませんが、ほかにもいくつかおつまみがあります。

会場の飲食スペース。軍手や貝むきナイフ、殻を入れるバケツ、ウェットティッシュなどがテーブルに備え付けられている
テーブルには、軍手や貝むきナイフ、殻を入れるバケツ、ウェットティッシュなどが備え付けられています

 牡蠣ガンガン焼き祭りは11月5日(日)まで。2日(木)は午前11時~午後8時半、3日(金)~4日(土)は午前10時~午後8時半、最終日の5日(日)は午前10時~午後7時半。いずれもラストオーダーは30分前。

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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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