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2022.06.30

おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈ワイン&食べ物編〉1~3日・札幌大通公園

山﨑真理子
山﨑真理子

 北大水産学部時代に1年間、練習船に乗って遠洋航海に出ていた船乗り。北海道新聞社に入社後は、社会部の警察担当を振り出しに、網走、帯広、釧路など道内各地で勤務。東京勤務時代は政権交代時の民主党の番記者として、鳩山政権誕生を取材した。2022年4月にTripEat北海道を立ち上げ、初代編集長に就任。千歳支局長を経て、24年3月から旭川報道部長。

 いよいよ明日開幕! 7月1日から3日まで、札幌大通公園8丁目(大通西8)で初開催される「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」の、これだけは押さえておきたい、おいしいマルシェを100倍楽しむ方法。最終回の第4弾は「ワイン&食べ物編」です。

会場のおさらい

「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」(実行委員会主催)には期間中、酒造会社や飲食店約60社が参加し、道産酒と道内各地の特産品を使った酒の肴たちが楽しめます。

 ワインやウイスキー、ビール、ジン、そして食べ物と、各店が単独出店するブース30カ所と、道産のワインとジン計16社の連合テント「北海道産ワイン・ジンコーナー」、同じく日本酒と焼酎計15社を集めた「北海道産日本酒・焼酎コーナー」があります。日本酒は道内全酒蔵が参加します。

おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈飲食のルール編〉1~3日・札幌大通公園

17のワイナリーが大集合

マルシェに出店するワイナリーが提供するワインボトル
最北のワイナリー「森臥」から道南まで17ワイナリーが大集合

 北海道には現在、大小合わせて53のワイナリーがありますが、そのうち17ワイナリーが集まります。

・さっぽろワイン(札幌)
・八剣山ワイナリー(札幌)
・北海道ワイン(小樽)
・あいざわ農園(帯広)
・宝水ワイナリー(岩見沢)
・森臥(名寄)
・山﨑ワイナリー(三笠)
・千歳ワイナリー(千歳)
・はこだてわいん(七飯町)
・上ノ国ワイナリー(上ノ国町)
・NIKI Hills Winery(仁木町)
・登醸造(余市町)
・ワイナリー夢の森(余市町)
・マオイ自由の丘ワイナリー(長沼町)
・多田ワイナリー(上富良野町)
・ドメーヌレゾン(中富良野町)
・めむろワイナリー(芽室町)

 家族経営など小規模ワイナリーも多く、ブドウ栽培の合間を縫って、造り手たちも多く会場に顔を出します。
 単独ブースを構えるのは、北海道ワインとドメーヌレゾン、上ノ国ワイナリーの3つ。
 ほかは連合テントの「北海道産ワイン・ジンコーナー」にあります。
 単独ブースは、造り手たちと直接触れ合えるのが魅力。一方、連合テントコーナーは、1カ所で色々なワインを選ぶことができます。連合テントコーナーでも造り手に会うチャンスはありますし、ソムリエもいるので、ぜひ色々と訪ねながらお好みの1杯、と言わず何杯でも心ゆくまで堪能してください。

飲めたらラッキー!稀少なワインたち

 さて、人によって好みの分かれるワインですが、「稀少さ」にフォーカスをあて、いくつかご紹介します。

日本ワイナリーアワード五つ星の3銘柄計24本

山﨑ワイナリーが提供するワイン3銘柄のボトル
山﨑ワイナリーで提供される3銘柄

 道内外で人気の高い山﨑ワイナリーは、全国から優れた品質のワインを生み出すワイナリーを表彰する「日本ワイナリーアワード2022」で、最高賞の五つ星に4年連続で選ばれています。「多くの銘柄で傑出した品質のワインを生み出す」とされる五つ星。そんな山﨑ワイナリーの3銘柄を3日間で24本確保しました。ぜひ楽しんでください。

限定12本。出会えたら超ラッキー

超レアな登醸造のロゼワインのボトル
超レアな登醸造のロゼワインも用意。写真は2017年

 登醸造はECサイトなどはなく、酒屋での店頭販売が中心です。ただ製造量も少なく、店頭で見かけることはめったにありません。ツヴァイゲルト品種で造ったロゼワイン「セツナウタ2020」を12本だけゲットしました。出会えたら超ラッキー!

畑ごとに仕込むワイン

ワインを畑ごとに仕込むことからラベルにも生産者名が入るめむろワイナリーのワインボトル
めむろワイナリーは、ワインを畑ごとに仕込む

 2020年から製造を始めた、めむろワイナリーは、ブドウの生産者ごとに小型のタンクで仕込む「畑ごとのワイン造り」をしています。なので、ワインには生産者の名前が入っています。それぞれの仕込み量が少ないので、「2度と同じワインが飲めない」とも言えます。

誰も飲んだことがない 初リリースワイン

上ノ国ワイナリーの「上の泡 セイベル ロゼスパークリング2021」のボトル
初リリースとなる上ノ国ワイナリーの「上の泡 セイベル ロゼスパークリング2021」

 「まだ誰も飲んだことがないワイン」が、特別に登場します。2021年に53番目のワイナリーとして誕生した上ノ国ワイナリー。その初リリースとなるワイン「上の泡 セイベル ロゼスパークリング2021」が7月下旬に販売されます。厚沢部町産のセイベルで醸造し、仏シャンパーニュ地方と同じ手法「瓶内2次発酵」させ、やや辛口に仕上げたというスパークリングワインで、会場では試飲と予約販売を受け付けます。

庶民の味から、本格フレンチまで 幅広いメニューを提供 フードブース

・イタリア料理イルピーノ(札幌)
・オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ(小樽・イタリアン)
・ル・ジャンティオム(札幌・フレンチ)
・ステーキ道場(旭川)
・炉ばた居酒屋 釧路はたご家(釧路)
・つぶ貝と旅するクシロバコ(釧路・和食)
・牛たん・もつ 鈴の屋(札幌)
・あづまジンギスカン本舗(厚真町)
・やきとりの一平(室蘭)
・北斗(函館・からあげ)
・雨のち晴れ(札幌・天ぷら)
・太田かまぼこ(函館)
・室蘭うずら園(室蘭・卵料理)
・トワ・ヴェール(黒松内町・チーズ)
・薫製工房ハントヴェルク(南幌町・ハム&ソーセージ)
・まる福ヤマキチ(札幌・スイーツ)
・もち処一久 大福堂(餅菓子)

 さて、お待ちかねの「酒の肴」は、各店が単独ブースを設け、ハムやソーセージ、チーズ、焼き鳥、天ぷら、練り物、イタリアン、そして果物、スイーツまで幅広いメニューを取りそろえています。

マルシェに出店する札幌の老舗フランス料理店「ル・ジャンティオム」の「滝川産鴨の腿肉のコンフィ」
老舗フランス料理店「ル・ジャンティオム」の「滝川産鴨の腿肉のコンフィ」

 1988年創業の老舗フランス料理店「ル・ジャンティオム」(札幌)も出店しますよ! ワイン片手に本格フレンチの「牛頬肉の赤ワイン煮込み」と「滝川産鴨の腿肉のコンフィ」が各1500円で食べられるチャンスです。

道内各地の「ソウルフード」も食べられます

マルシェに出店する「室蘭やきとり」の老舗「やきとりの一平」の調理の様子
室蘭市民のソウルフード「室蘭やきとり」の老舗「やきとりの一平」も出店

 厚真町からは、1968年創業の「あづまジンギスカン本舗」が出店。「新感覚ジンギスカン」としてイベントなどで人気を呼んでいるサイコロカットのラム肉を燻製岩塩と和風だしで味付けした「塩コロジンギスカン」などが食べられます。

 室蘭からは老舗「やきとりの一平」が参加。1950年の創業以来、守り続ける秘伝のタレを使って焼き上げ、からしを添えた室蘭市民のソウルフード「室蘭やきとり」が味わえます。

 函館の「太田かまぼこ」は、庶民の味として親しまれている「函館いかメンチ」や「たこ天かまぼこ」などを、共に釧路の「クシロバコ」と「釧路はたご家」は、地元産ツブを使った料理を提供します。

 あとは会場に来て、実際に見て、選んで、食べて、飲んで、楽しんでください。

 明日(7月1日)は会場の様子をお知らせします。

おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈日本酒&焼酎編〉1~3日・札幌大通公園
おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈ビール&ジン&ウイスキー編〉1~3日・札幌大通公園

<北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022>

開催日:7月1日(金)、2日(土)、3日(日)の3日間

開催時間:11:00~18:30(最終日は17:00)。ラストオーダーは30分前

山﨑真理子
山﨑真理子

 北大水産学部時代に1年間、練習船に乗って遠洋航海に出ていた船乗り。北海道新聞社に入社後は、社会部の警察担当を振り出しに、網走、帯広、釧路など道内各地で勤務。東京勤務時代は政権交代時の民主党の番記者として、鳩山政権誕生を取材した。2022年4月にTripEat北海道を立ち上げ、初代編集長に就任。千歳支局長を経て、24年3月から旭川報道部長。

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