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2022.09.24

From北海道新聞

〈マチのこだわり味自慢〉ベーカリーカンスケ=岩見沢市*厳選小麦で香り ふわっと 

北海道新聞記事
北海道新聞記事
1番人気の「キタノカオリ食パン」。もちもちとした食感が癖になる
1番人気の「キタノカオリ食パン」。もちもちとした食感が癖になる(斉藤千絵撮影)

 口に運ぶと、小麦の香ばしい香りがふわっと広がる。岩見沢市のパン製造「モンパリ」の店舗「ベーカリーカンスケ」で扱う「キタノカオリ食パン」(1斤400円)。社長の山本吉信さん(48)は「選び抜いた原材料で作った自慢の一品」と胸を張る。

キタノカオリは、岩見沢特産の秋まき小麦だ。甘みが強く、もちもちとした食感がパン作りに最適な一方、雨に弱いなどで栽培が難しく「奇跡の小麦」とも呼ばれる。

道産の原材料にこだわっているベーカリーカンスケのパン作り
ベーカリーカンスケでは、道産の原材料にこだわってパンを作っている(斉藤千絵撮影)

砂糖やバターなどは道産にこだわっている。塩も全国でも珍しい海洋深層水から作る知床産を使う。

 山本さんは「全国や、時に海外からも評判の良いものを取り寄せて試行錯誤を繰り返し、今の味にたどり着いた」と話す。

 1975年の創業で、当初は市内に「モンパリ」の名で3店舗を構えていたが、人口減などの影響もあり市内の需要が低迷。そんな中、2010年に4代目社長に就任した山本さんが、札幌や首都圏向けに良質な道産小麦にこだわった新ブランドとしてカンスケを立ち上げた。

 岩見沢市内の自社店舗は、毎週土曜のみの営業。現在は、札幌市内の「きたキッチン」などを中心に販売している。

 自社のインターネットや、パン好きの俳優木南晴夏(きなみはるか)さんが厳選した全国のパンを届ける「キナミのパン宅配便」など五つのサイトでの通販も人気で、全国にファンがいる。

 山本さんは高校生による創作パンのコンテスト「パン甲子園」を立ち上げたり、道内の特産品とのコラボ商品を企画したりと、地域おこしにも精力的だ。

 「パンを通して、北海道の良質な素材を全国に発信したい」

(岩見沢総局 斉藤千絵)

▼所在地 岩見沢市5西2の4の1
▼電話 080・3293・3336
▼営業日 毎週土曜の午前10時~午後3時
▼取り寄せ 自社ホームページなどから
▼交通 JR岩見沢駅から徒歩8分

(北海道新聞2022年9月23日掲載)

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