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2022.06.06

〈地域FM発〉〝地域の達人〟が教える、とっておきスポット⑦名寄編

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 北海道では、各地のコミュニティーFMのパーソナリティーさんが日々、地域に密着した話題と楽しいトークでリスナーを楽しませてくれています。そんな〝地域の達人〟に、とっておきのスポットをリレー形式で紹介してもらいます。7回目は、名寄市のAirてっしパーソナリティーの伊藤美和子さんです!

もち米生産日本一をPR 名寄の玄関口 @道の駅もち米の里☆なよろ

「道の駅もち米の里☆なよろ」の外観
もちを使った様々なメニューが買える「道の駅もち米の里☆なよろ」

 名寄市はもち米の作付面積・収量日本一の街です。地元の農家さんが昭和40年代に、「量・品質共に各企業から認められるものを」と、もち米生産組合を立ち上げ、今や市内の水田の約9割がもち米という、日本有数のもち米産地となりました。その品質の高さから、「伊勢の赤福」をはじめとする様々な商品に使われています。
 そんな農家さんが、冬の出稼ぎをせずに地元で就労できる場をと、自らもち加工販売会社「もち米の里ふうれん特産館」を設立。もち米を知り尽くした農家だからこそ、より良い、より喜ばれる商品づくりと、販売戦略を展開し、2008年に完成した「道の駅もち米の里☆なよろ」の指定管理者も担っています。

道の駅で販売されている19種類の味が楽しめる「ソフト大福」
19種類の味が揃う「ソフト大福」

 道の駅では、19種類もの味を揃えた「ソフト大福」をはじめ、「餅入りどら焼き」「おかき」「甘酒」といった商品や、もちを使った様々なメニューをそろえたレストラン、テイクアウトコーナーがあり、春から秋にかけては地元農家さんが作った野菜や山菜、花などが並ぶ農産物直売所も人気です。まさに「もち米の里なよろ」を知る事ができる「名寄の入り口」にふさわしいスポットです。

▷住所/名寄市風連町西町334の1
▷営業時間/売店:午前9時~午後6時、レストラン:午前11時~午後5時(LO4時30分)
▷定休日/1月1日
▷TEL/01655・7・8686
▷駐車場/有
https://www.facebook.com/mochinoekinayoro
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接施設にお問い合わせください。

アクセス抜群 名寄の事を知るならここ! @駅前交流プラザよろーな

JR名寄駅前に位置する「駅前交流プラザよろーな」の外観
目の前はJR名寄駅。アクセス抜群の「駅前交流プラザよろーな」

 JR名寄駅の目の前、バスターミナルも併設するアクセス抜群の所にあります。名寄に来て「どこに行けばいい?」「こんなことしたい!」「あんなこと体験したい!」など、知りたい事に応えてくれる「観光案内窓口」、名寄の特産品やお土産を購入できるギフトショップ「Clim(クリム)」、春から秋にはレンタサイクルの貸し出しもあります。

「駅前交流プラザよろーな」の中にあるギフトショップ「Clim(クリム)」の店内
ギフトショップ「Clim(クリム)」

 Climでは、お菓子、ご当地グッズ、地元高校生の作ったチーズやベーコン、ご当地グルメの煮込みジンギスカンを販売しており、名寄のお土産に悩んだら、ここに立ち寄ると、とっても便利です。もちろん、街の情報も教えてもらえますよ。旬の農産物を購入できる通信販売「なよろの畑自慢倶楽部」も申し込めます。

▷住所/名寄市東1条南7丁目1番地10
▷営業時間/ 観光案内所 平日9:00〜17:30 土日祝9:00〜17:00
▷定休日/年末年始(12/31〜1/5)
▷TEL/ 01654-9-6711
▷駐車場/有
▷HP/https://nayoro-kankou.com/top/
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接施設にお問い合わせください。

創業70年 伝統と創作の味で挑戦を続ける @味処鳥長(とりちょう)

 北海道遺産にも選定されている道民のソウルフード・ジンギスカン。でも一口にジンギスカンと言っても、その食べ方は千差万別。タレが先か、後か。鍋の形、入れる具材も色々です。さて、名寄のご当地グルメ「名寄式ジンギスカン=煮込みジンギスカン」をご存じでしょうか? 実は「ジンギスカンの発祥は名寄?!」という説もあるんです。

深鍋でタレと肉、野菜を一緒に煮込むという名寄式ジンギスカン
名寄式ジンギスカン(=煮込みジンギスカン)

 昭和の初め、綿羊の飼育が盛んだった市内智恵文地区の住人が、滝川市で羊肉をタレにつけ込む方法を習得し、地区の家庭で普及したのがルーツと言われています。深鍋でタレと肉、野菜を一緒に煮込むのが特徴で、ほかの地域ではあまり見かけない食べ方。これを名寄のご当地グルメにしようと、市内7つの飲食店が店ごとに特徴のある煮込みジンギスカンを提供しています。

名寄式ジンギスカンを提供している居酒屋「味処鳥長」の店内
創業70年の「味処鳥長」の店内

 そのうちの一つ、創業70年の歴史を持つ居酒屋「味処鳥長」さんは、早くからメニュー開発して提供しています。濃いめのしっかりとした味付けのタレに卵を絡ませていただくラム肉は、すき焼きにも似た絶妙な味わいです。他にも焼き物から板前料理まで、お客様の要望に添ったそれぞれのシーンに合わせた美味しい料理とお酒を提供してくれるお店です。

▷住所/名寄市西2南6
▷営業時間/午後5時~11時
▷定休日/日曜日
▷TEL/01654・2・2379
▷駐車場/有
https://www.facebook.com/nayoro.Toricyo/?fref=pb&hc_location=profile_browser
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接店にお問い合わせください。

田園風景に溶け込む店 @Shop’s Garden 千花(せんか)

可愛い建物とオープンテラスが目印の「Shop’s Garden 千花」の外観
可愛い建物とオープンテラスが目印の「Shop’s Garden 千花」

 名寄はもち米をはじめ、様々な農作物が作られる田園地帯です。のんびりと自然に囲まれながら、ソフトクリームや自家製プリン、エゾシカ肉を使ったバーガーに舌鼓。そんなぜいたくな時間が過ごせるカフェです。
 まるで絵本から飛び出してきたような、黄色い可愛い建物とオープンテラスが目印。季節ごとの花に囲まれ、夏には、映画「星守る犬」のロケ地にもなった、サンピラーパークの丘一面に咲くヒマワリ畑を眺めながら、のんびりと過ごせるこのお店には、全国からお客様がいらっしゃいます。

「Shop’s Garden 千花」が提供しているソフトクリーム
週替わりで様々なフレーバーが楽しめるソフトクリーム

 週替わりで様々なフレーバーが登場するソフトクリーム、名寄のもち米と、士別市多寄町の小麦粉(春よ恋)を練り込んだベーグルなどがあります。ほかにも地元や道産の食材を使い、安心して召し上がれるメニューをそろえています。

▷住所/名寄市日進1106
▷営業時間/午前10時~午後6時
▷定休日/月曜日(10月中旬~4月中旬は冬期休業)
▷TEL/01654・3・0760
▷駐車場/有
▷HP/http://senka-nayoro.com/
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接店にお問い合わせください。
〈地域FM発〉〝地域の達人〟が教える、とっておきスポット⑥伊達・豊浦・壮瞥・洞爺湖編

いつまでも眺めていたい星空がすぐそこに @なよろ市立天文台きたすばる

サンピラーパーク星見の丘に建つ「なよろ市立天文台きたすばる」の外観
サンピラーパーク星見の丘に建つ「なよろ市立天文台きたすばる」

 名寄の中心街から車で約15分ほどと、市街地に近いにもかかわらず、日本有数の天体観測の条件をそろえた天文台です。先ほどご紹介した「Shop’s Garden 千花」からも、サンピラーパーク星見の丘に建つ天文台のドーム部分が見えます。
 名寄の天文台の歴史は昭和48年12月、高校教師だった故・木原秀雄氏が定年退職後に私費を投じて建設した「木原天文台」までさかのぼります。
 木原氏は現役教師時代から、名寄での皆既日食や、礼文島での金環日食の観測に成功した人物です。天文台開台後は、自身の観測だけでなく、広く市民にも公開され、数多くの天文愛好家の皆さんに親しまれてきました。

公開天文台としては国内2番目の大きさの北海道大学所有の「ピリカ望遠鏡」
北海道大学所有の「ピリカ望遠鏡」。公開天文台としては国内2番目の大きさ

 後に名寄市に寄贈され、木原氏の遺志を継いで新たに完成したのが、「なよろ市立天文台きたすばる」です。公開天文台としては国内2番目の大きさを誇る北海道大学所有の「ピリカ望遠鏡」をはじめ、多くの望遠鏡を有し、四季折々の観望会を開催しています。日本有数の星空と、先駆者の志を受け継いだ観測者たちが、訪れる皆さんを星の世界へといざないます。

▷住所/名寄市字日進157の1(北海道立サンピラーパーク 星見の丘内)
▷開館時間/4月~10月:午後1時~午後9時30分、11月~3月:午後1時~午後8時
▷休館日/月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜日および土曜日を除く)、毎月最終火曜日(7、8、12月及び3月を除く)、年末年始(12月30日~1月6日)
▷TEL/01654・2・3956
▷駐車場/有
▷HP/https://www.nayoro-star.jp/kitasubaru/
※情報は取材当時のものです。来店の際には直接施設にお問い合わせください。

紹介者:Airてっしパーソナリティー 伊藤美和子さん
<Airてっし>78.8MHz。2006年3月27日、旧名寄市と旧風連町が合併し、現在の名寄市が産声を上げた時を同じくして開局。名寄市をはじめとする「天塩川流域を電波でつなげたい」との思いを込めた「Airてっし」という愛称は公募で決まりました。7年前に名寄市民文化センターエンレイホールに移転し、地域の文化を発信中。

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