札幌・大通公園の春イベントの皮切りとなる、北海道産のワインと食を楽しむ「第3回ピコレ春のワインフェアー2023」がさっぽろテレビ塔1階の広場を会場に開幕、5月21 日まで開かれています。今年も「TripEat北海道」の編集部に案内がありましたので、春の陽気に誘われながら、のぞいてみました。
こちらのイベントは経済人有志でつくる「北海道ビジネスクラブ(旧さっぽろグローバル・ビジネス・クラブ)」(池田光司代表幹事)の主催。コロナ禍による行動規制もようやく緩和されることになりましたが、道産ワインと道産食材の普及を目指して、昨年に続いての開催となりました。
今回も前回に続いて、北海道内でワインを取り扱う「北海道日高ブランド」や「空知ワインステーション」などが出店。ワインは奥尻ワイン(檜山管内奥尻町)、千歳ワイナリー(千歳市)、鶴沼ワイナリー(空知管内浦臼町)、宝水ワイナリー(岩見沢市)などの道産ワイン約20種に、日高管内新冠町のダムトンネルで熟成させた海外のワインなど約20種を加えた約40の銘柄を常時飲むことができます。グラスは1杯500円から、ボトル売り(2000円~)もしています。今年は、「オーパスワン」やボルドー1級の「シャトーマルゴー」など貴重なワインも数量限定で販売しています。
フェアーで味わえるワインの中でもオススメは、トンネル熟成ワインや北海道産ワインなど好みの3種類を選べる「飲み比べセット」(2000円)です。
会場ではワインのほかに道内のクラフトビールも提供されていて、滝川クラフトビール工房の「空知ピルスナー」「空知エール」「空知ヴァイツェン」(各600円)などが楽しめます。クラフトビールもワインと同じように、3種飲み比べセット(1500円)も用意。このほか、ベトナムのビールなどを単品で味わうこともできます。
また、ワインやビールに加え、今回は初めて日本酒もラインナップ。上川大雪酒造の「緑丘蔵」「五稜乃蔵」「碧雲蔵」の3種飲み比べセット(800円)が登場。このほか、中国の紹興酒、アルコール度数が56度という白酒もあります。
道産ワイン リラの花と楽しもう〈上〉~札幌大通公園で5月28日まで「ガーデン」
お酒と一緒に楽しめるフーズも多彩。ワインにぴったりのオードブルをそろえた「日替わり盛り合わせ」(1200円)や各種チーズが単品で味わえるほか、「美食 北のハマナス」が提供する「びらとり牛のサイコロステーキ」(1500円)や「北見枝幸の帆立バター焼き」(800円)なども。
また、イークラフトマンが経営するベトナム料理の「サイゴンフレッシュ」がベトナムのサンドウィッチ「バインミー」(650円)や「スパイシーBBQバケット」(650円)を販売。
「中国串焼き 錦州」は、スパイシーでくせになりそうな羊肉・鹿肉・鳥皮・軟骨などの串焼きや手羽先・豚骨などの肉料理のほか、枝豆や千切り干豆腐などのちょっとしたつまみも用意。お腹を空かせていても十分満足できそうです。
中国・錦州は、串焼きのメッカだそうで、本場で修業したシェフが腕を振るいます。このイベントの後になりますが、札幌に6月、お店をオープンする予定だそうです。場所は地下鉄北18条駅近く。楽しみですね。
この時期はまだ寒いのですが、会場には大型テントも設置されているので、この中でお酒やお料理を楽しむことができます。天気の良い日中であれば、開放感ある野外席で存分にビールやワインを味わうことができそうですよ。
5月21日までの期間中、営業時間は午前11時から午後8時まで(ラストオーダーは7時半)。なお、お会計は現金のみですのでご注意ください。