【留萌】留萌観光協会は市内の観光名所や飲食店、商店などを紹介する「まちなかオロロンおでかけカード」を作成した。従来のイラスト観光地図「オロロンまっぷ」を基に作り、道の駅るもいに配布コーナーを設置。２７５種類のカードがずらりと並び、立ち寄ったドライバーや観光客らの目を引いている。
カードは縦１２センチ、横９センチで、紹介するスポットは、留萌港建設に尽力した五十嵐億太郎の像や旧留萌佐賀家漁場など観光名所だけでなく、神社仏閣、すし店、ラーメン店、宿泊施設、ガソリンスタンド、コンビニエンスストアなどさまざま。オロロンまっぷに描かれたスポットのイラストを切り取って、カードの中央に配置した。
住所や電話番号、営業時間といった基本情報のほか、道の駅るもいからの距離も印刷した。スマートフォンなどを使ってＱＲコードをかざせば、インターネットでさらに細かい情報を得ることができる。道の駅の配布コーナーには、「水産加工品」「スーパー・ドラッグストア」などと分野、業種ごとに色分けされたカードが並ぶ。
従来の観光地図をスポットごとにカード化して紹介する目新しい取り組み。留萌観光協会の佐藤雄一郎事務局長は「道の駅で立ち寄ってみたいスポットのカードを手に取り、徒歩や車で留萌巡りを楽しんでほしい」と話している。 （山野辺享）
(北海道新聞２０２４年２月２日掲載)
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