
以前、ちらりとご紹介した北海道・仁木町にある「ワイン神社」ですが、「そんなのあったの?」と驚く方が多かったので、あらためてご紹介します。

ワイン神社-。
もちろん正式名称ではありません。正しくは「仁木神社」です。
明治12年(1879年)に徳島藩の開拓移民が入植した際に郷土の守護神を地域ごとに創祀(そうし)したのが由緒です。明治36年(1903年)、各地域の諸神を合祀(ごうし)して鎮守神とし、社号を仁木神社と改めてから来年で120年を迎える神社です。
なぜ「ワイン神社」と親しまれるようになったかと言うと、境内のあちこちにワインにちなんだ奉納品があるからです。

2015年に仁木町に開設された「NIKI Hills Winery(ニキ・ヒルズ・ワイナリー)」のオーナーが、この神社を訪れて、気に入ったことが御縁の始まりだったそうです。

こちらのワインボトルの形をした手水舎は、2019年に日本ソムリエ協会名誉顧問の熱田貴さんが奉納されてます。


NIKI Hillsのワイン「はつゆき」のボトルから注がれています。水盤に注目してください。赤くなっているのが分かりますか? 心憎い演出です。


もう既に、写真を見てお気づきの方も多いと思いますが、境内には、他にもワイン樽が奉られていたり、石灯籠には、ワインボトルとグラスの形が彫られていたりします。
そしてもう1つ。人気なのが、こちらの2つのお守りです。

ワイン「はつゆき」に描かれている雪の結晶と、「和」の印(つまり…わいん)が記された仁木神社オリジナルの「ワイン守り」(1個500円)です。

「まる(=ゼロ=零)」の中に「和」で、「令和」の意味もあるそうですよ。なかなかしゃれが効いています。

ワイン好きな方は、ぜひ1度、お参りしてください。その後の人生、素敵なワインライフがおくれるかもしれませんよ。
仁木神社 |
▽住所/仁木町南町2-14 |
▽TEL/0135・32・2170 |
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