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2023.08.16

編集長のご褒美女子旅 2023 vol.5 道東・十勝編㊤ 名湯モール泉を堪能し、ガーデンやサウナを巡る

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

「清寂房」の客室についている露天風呂

 頑張ったあなたに贈る「ご褒美女子旅」。仕事に家事にと奮闘した自分へのご褒美に、いつもよりちょっと豪華な旅に出かけませんか。道央、道東、道北、道南と北海道を4エリアに分け、各エリアごとに宿や温泉、グルメに地酒…。「ご褒美旅」を提案します。道東編では、十勝の名湯モール泉を堪能しながら、ガーデンや「十勝サウナ協議会」が設立されるほど今、熱いサウナなどを巡ります。

ブドウの個性を生かし、6軒の農家の名前を冠したワインを醸造「めむろワイナリー」

農家の個性を生かしたワインを醸造している「めむろワイナリー」

 JR帯広駅からレンタカーで約40分。芽室町に町内の農家6軒のブドウを使ってワインをつくる「めむろワイナリー」があります。原料のブドウの量が確保できれば、生産者別に醸造、生産者の名前を冠したワインをリリースしており、同じ町内、同じブドウ品種でもそれぞれのテロワールを感じられます。少量生産の銘柄も多く、醸造室に並んだタンクも小さめ。個性豊かなワインがすくすく育っています。

ブドウの品種「清舞」の横に、生産農家の名前が書かれています
少量での醸造もできるように、小ぶりなタンクが並びます

 芽室町では2015年から、ブドウの栽培をスタート。18年に十勝ワインに醸造を委託して初めてワインを生産し、19年も委託醸造しました。20年にワイナリーを開設し、生産者別の醸造も始めました。例えば、2020年の「かなえる 山幸」は、エチケットをよく見ると、「KIKUCHI HIDEKI」「KURODA YOSHITSUGU」などと、生産者の名前が入っています。醸造責任者の尾原基記さんは「大きいタンクに入れて、一緒につくることもできます。でも、6人の生産者のブドウをそれぞれ、小さなタンク6つでつくると、6種類のワインができる。手間はかかりますが、ワインができた時、6つの楽しみがあります」と話します。

 醸造室には、29リットル、50リットル、99リットルと、小さめのタンクが並びます。マネージャーの恵田喜歩さんは「見学に来た人から、『試験用ですか』と聞かれることもありますが、生産用です。少ない量でも対応できるようになっています」と笑います。

ブドウと茎を分ける機械
ずらりと並んだ熟成樽

 芽室では現在、耐寒性に優れた山幸や清舞、清見のほか、ヨーロッパ系の品種も合わせ、計13品種のワイン用ブドウを栽培しています。雪が少なく、冬はマイナス20度を下回る日も少なくありません。遅霜、早霜もあって、ブドウの木には厳しい環境です。芽室のブドウの生産者は、畑作や野菜栽培との兼業です。これまで培ってきた農業の知見や、気候や病気の知識、ほかの作物の栽培の技術を生かし、対応しています。30年以上も土づくりをしている農家もいて、ブドウに必要なミネラルを処方するなど、農業のプロとして、ブドウに向き合っています。農家はディスカッションし合いながら、生産技術を高めているそうです。

 9月中旬から、ブドウの受け入れが始まります。ブドウの持ち込みや選果作業は、各農家のスタッフがそれぞれ担います。恵田さんは「手間暇かけて育てたブドウに対する最後の作業。みんな自分たちのワインのためだと一生懸命です。ほかの人が育てたブドウと一緒になるなら、こんなには一生懸命にならないだろうなと思います」と目を細めます。

ワインを手に笑顔を見せる恵田さん(左)と尾原さん

 結婚を機に芽室で暮らす恵田さんは、「食べ物はおいしいし、空気や景色、人の温かさなど、芽室が大好き」と話します。長年、まちおこしや地域づくりなどに関わるなか、「食材は豊富だけど、地域に根付いたお酒がほしい」と機運が盛り上がり、ワイナリー開設に動き出しました。尾原さんは元池田町職員で、十勝ワインで12年間勤務し、18、19年に委託を受けた芽室のワイン醸造を担当。めむろワイナリーの開設を機に、転籍しました。尾原さんは「ブドウの品質を越えるワインはできません。醸造で少しでも手を抜けば、いいワインにならない。ワインづくりは減点法で、ブドウの力を最大限に引き出すようにしています」と話します。

ワイナリーに併設されているショップ

 現在、芽室町内では4軒の飲食店がめむろワイナリーのワインを提供しています。恵田さんは「1本5千円前後と、普段気軽にというには価格帯も高めですが、『記念日や特別な日は地元のワインで』と思ってもらえるようになれば」と期待します。関心を持ってくれる町内の人も増えており、「地域の産物としてワインを根付かせたい」と意気込みます。

住所/芽室町中美生2線44番地3
電話/0155・65・2077
営業時間/午前10時~午後4時
定休日/土曜、日曜、祝日
〈山﨑編集長のワイナリー巡り〉⑥めむろワイナリー(芽室町)農業人の夢が生んだ「畑ごとのワイン造り」

シマエナガみくじ、ウサギ探索、花手水… 写真映えするかわいいポイント満載「帯広神社」

国道38号沿い、帯広市の西側に建つ帯広神社

 かわいらしいおみくじがあると聞いて、帯広神社にやってきました。「雪の妖精」と呼ばれるシマエナガのおみくじです。来てみると、おみくじのほかにも、シマエナガのお守りや御朱印帳、絵馬、境内にあるカツラの木の葉を模したハート型の縁結びの絵馬、「隠れキャラ」のウサギ探しなど、心をくすぐる「かわいいポイント」がたくさんありました。

「夏越の大祓」の茅の輪
夏詣の期間、手水の上に取り付けられた風鈴

 帯広神社では年始の「初詣」に対し、6月30日から8月15日までを「夏詣」と名付け、涼をとりながら参拝するよう呼びかけています。境内にはあちこちに風鈴が下げられ、涼しげな音が聞こえます。期間中、6月30日に大晦日までの半年間の健康、家内安全を祈願した「夏越(なごし)の大祓(おおはらい)」の茅の輪も設置してあります。

手水を彩るビー玉
たっぷりの花で彩られた手水
花は時期によって入れ替えます
夜にはライトアップで違った表情も

 お参りの前に手を清める手水(ちょうず)。帯広神社は夏詣期間中、ここに花を飾る「花手水」を2019年から実施しています。伺った日はちょうど、入れ替え期間で花の代わりにビー玉で飾り付けされていましたが、権祢冝の佐々木昌和さんに写真を見せてもらうと、カラフルで華やか、おもわず写真を撮りたくなるかわいさでした。期間中、境内にある蹲(つくばい)や火鉢にも花を生けたり、隣接する十勝護国神社の手水もビー玉で飾ったりしているので、花手水巡りをするのも楽しそうです。

 ちなみに、帯広神社の手水は敷地内で湧き出る地下水で、美肌の湯として知られるモール温泉と同じ泉質。冷泉で、温かいわけではないのですが、冬でも凍ることはありません。

「雪の妖精」を模したシマエナガみくじ
ひとつひとつの顔の表情が違います

 シマエナガのおみくじは、宮司の大野清徳さんの趣味のひとつが写真撮影で、境内でシマエナガを撮影していたことがきっかけで生まれました。冬になると群れで飛来し、樹木の葉もないため見やすいそうです。シマエナガをかたどった陶器の中に、おみくじ文が入っています。手描きのため、ひとつひとつ顔の表情が違うので、袋の上から確かめて、好みのシマエナガを探します。えいっと引いたら「吉」でした。おみくじはおみくじ掛けに結びつけ、シマエナガは連れて帰ります。

絵馬やおみくじ、御朱印帳、御神酒などのシマエナガグッズ
シマエナガの絵馬がたくさんぶら下がっています

 おみくじだけではありません。シマエナガの絵馬もあります。絵馬は願い事を書いた後、目とくちばしをシールで貼って完成させるオリジナルです。御朱印帳もシマエナガが仲良く枝に止まっているデザインです。新車のお祓いなどをお願いした際にいただけるワンカップの御神酒にもシマエナガが描かれています。

道内各地の神社が実施している「えぞみくじ」
帯広神社はサケマスです

 帯広神社には、もう一つ、変わりみくじがあります。道内各地の特産品をモチーフにした「えぞみくじ」です。根室金刀比羅神社の発案で、2016年から根室と函館の神社が始めたおみくじで、今は道内15カ所の神社で実施しています。帯広神社はサケマス。「魔を『避け』て福が『増す』」とうたっています。

賽銭箱の上にはウサギが2羽

 おみくじを引く前にお参りした時、賽銭箱の上に気になるものがありました。佐々木さんに尋ねてみると、「ウサギです」と教えてくれました。帯広神社のご祭神は、札幌神社(現北海道神宮)から開拓三神を分霊されました。北海道の国士の神、大國魂神(おおくにたまのかみ)と国土経営・開拓の神、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、国土経営・医薬・酒造の神、少彦名神(すくなひこなのかみ)です。

東門に飾られた金のウサギ
東は「卯」の方角です

 このうち大那牟遅神は出雲大社のご祭神「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と同じ神で、大黒様ともいわれます。神話「因幡の白うさぎ」でうさぎを助けた神様です。これにちなんで、帯広神社には境内のあちこちに「隠れウサギ」がいるのです。2010年の御鎮座100周年を記念し、「卯」の方角である東門に金色のウサギを取り付けたのが始まりです。今では東門と賽銭箱の上など計5カ所にウサギが置かれています。境内を散策がてら、探してみるのも楽しいですよ。

浮き草で緑色に染まった「緑の池」
まるで抹茶のようです

 もうひとつ、不思議な場所があると佐々木さんが案内してくれました。「緑の池」です。名前の通り、水が抹茶のような緑色です。以前は透明な水でしたが、4~5年前から浮き草が繁茂し、こんな色になったとか。幻想的な雰囲気で、写真を撮りに来る人も多いそうです。例年、5月中旬から緑色が濃くなり、秋口まで見られるそうです。

池の近くにもウサギが。池に水が注ぎ込むところにも、別のウサギがいました

 池の近くにも、ウサギがいました。池に注ぐ水が湧き出ているところにも、下を向いてうずくまっているようなかっこうのウサギを見つけました。

カツラの葉を模した縁結びの絵馬
カツラの木の近くにもウサギがいます

 4月下旬から10月末の間のみ、授与される縁結びの絵馬があります。帯広神社の境内には、ハート形の葉が特徴のカツラの木があることから、カツラの葉が茂るこの時期だけの限定です。東側の休憩所の裏にあるカツラの木の前の結びどころに、たくさんのハートがぶら下がっていました。緑色とピンク色があります。普段は緑色ですが、満月の日だけはピンク色が授与されるそうです。

 このカツラの木のそばにも、うさぎがいました。これで、5カ所。これからもまだまだ増えるかもしれないとのこと。境内には樹齢数百年の大木も多く、森の中のよう。体感温度も数度、下がったように感じます。シマエナガなどの野鳥も来るし、エゾリスも生息しています。ウサギを探しがてら、旅の途中で境内をのんびり散策してみては。

住所/帯広市東3条南2丁目1
電話/0155・23・3955
授与所開設時間/午前9時~午後5時

全室に個別の庭とモール泉の露天風呂 「はなれ」を感じさせる「静寂房」

「清寂房」のロビー。大きな窓からは中庭が見えます

 それでは今日のお宿に参りましょう。昨年8月にオープンした十勝川温泉の「静寂房」。総平屋建ての全24室すべてに個別の庭があり、源泉掛け流しのモール温泉を引いた露天風呂を備えています。建物の中にあるのに、「はなれ」を感じさせる部屋です。

ロビーは広々しています
廊下やレストランなどすべて畳敷き

 入り口でくつを脱いで上がります。ロビーや廊下、レストランを含め、館内はすべて琉球畳が敷かれています。建物は「ロ」の字型になっていて、中庭を囲うようにロビーやレストランがあり、その外側に各客室が配置されています。平屋建てですが、3階建てくらいの高さがあるそうで、天井が高く、広々としています。

 設計は札幌の建築事務所「ヒココニシアーキテクチュア」の小西彦仁さん。十勝を拓いた「晩成社」の依田勉三が開拓期を過ごした切妻屋根をモチーフにしているそうです。

今回案内してもらった部屋。奥がベッドルーム
ソファセットとダイニング

 部屋に案内してもらいました。各部屋でデザインが違い、ソファなどの色も紺色や緑、グレーなど、部屋ごとに変えているそうです。各部屋とも50平方メートル以上あり、広々。案内されたのは「南2」の部屋。ソファやファブリック類は朱色で統一されていました。リビングダイニングとベッドルームがあります。

枯山水風の庭
部屋に付いている露天風呂

 大きな窓の外には、枯山水を思わせる庭。高い塀で囲まれているのは、庭の一角に掛け流しの露天風呂があるからです。

ルームカードは環境に配慮して竹製
到着すると出される冷たい麦茶とお菓子

 静寂房は、環境にも配慮しており、極力プラスチックの使用を控えているそう。ルームキーは竹製でした。部屋に入ると、仲居さんが冷たい麦茶とお菓子を出してくれました。抹茶小豆ようかんです。料理長の手作りとのことで、甘さ控えめであっさりしています。冷たい麦茶はポットにたっぷり用意されていました。

ロビーやレストランには大きな窓があり、中庭を見ることができます

 部屋で一休みしたら、夕食の時間。レストラン「和敬」で会席膳です。個室もありますが、中庭の見えるテーブル席にしてもらいました。1卓ずつパーテーションで仕切られ、女性1人でも周囲の目が気になりません。中庭の真ん中にある炉では火がゆらめています。

お造りには毛ガニもついて豪華さアップ
きんきの旨煮は脂がしっかりのっています

 最初に食前酒としてキウイ酒が出され、先付はアスパラ豆腐です。前菜の盛り合わせはホタルイカの沖漬けやツブの肝和え、鮎の甘露煮など5品が品良く並んでいます。お造りは、アワビや本マグロ、海水ウニなどで、しょうゆのほか、昆布塩が添えられています。貝類と昆布塩がよく合います。さらに、身がしっかり詰まった毛ガニも一緒に出され、豪華さがさらにアップします。「きんきの旨煮」は、おかしらが半身どーんと盛られ、大きな切り身が2切ほど。脂がしっかりのっています。添えられたゴボウは十勝産。柔らかく煮付けられ、ほくほくした感じです。

十勝和牛フィレ肉は火入れもばっちり
ロブスターのてんぷらは身が「ブリブリ」

 口直しのレモンシャーベットでさっぱりリセット。でも、ここまでで結構、おなかがいっぱいです。そこにメーンの「A5ランク十勝和牛フィレ肉のとかちマッシュ焼き」がやってきました。肉は柔らかく、レアに焼き上げられています。ブランドマッシュルームの「とかちマッシュ」をみじん切りにしたソースが敷かれており、香りが良く、おなかがいっぱいのはずが、はしが進みます。

 「ロブスターと野菜の天婦羅」はボリューム満点。ぷりぷりを取り越して「ブリブリ」なロブスターに、シシトウやシメジが添えられています。穴子の蒸し寿司は諸般の事情で(注・編集長のプロフィール参照)パスしてしまいましたが、デザートの「マンゴーソルベ フルーツ添え」はおいしくいただきました。

鉄板焼きレストラン「十勝川」
デザートが提供されるソファ席

 夕食は会席膳のほか、鉄板焼きも選ぶことができます。夕食時間前に、鉄板焼きのレストラン「十勝川」の席も見せてもらいました。和食のレストラン「和敬」と同様、窓からは中庭が望めます。鉄板焼のコースの後は、ソファ席でデザートが出されるそうです。

十勝川温泉のモール泉が楽しめる大浴場
サウナもあります

 楽しみにしていた温泉を堪能します。大浴場は、運良くだれもいなかったので、写真を1枚ぱちり。サウナもあります。露天風呂もあり、上の方から外気を感じますが、目隠しの壁が高く、残念ながら外の景色は見えません。

部屋の露天風呂でモール泉を独り占め。ライトアップされ、雰囲気も上々
部屋の内湯はひのき

 部屋に戻って、露天風呂を独り占めです。掛け流しのお湯が豊かに流れ込んできます。ほのかな明かりがともり、落ち着いた雰囲気です。露天風呂の周りの板張りの部分は、素足で歩いてもほんのりと温かくなっています。入ってみると、お湯は間違いなし。モール泉ならではのとろりとした茶色のお湯に包まれます。湯加減もほどよく、日が落ちて少し気温の下がった夜の外気にはぴったりです。入っては出て、のんびりしてまた入って。何度繰り返しても、お湯に入った瞬間に「ほーっ」と息がもれてしまいます。

 部屋にも大浴場にも、コーセーの化粧品「薬用雪肌精」シリーズの化粧水、乳液、クレンジングが備えられ、部屋には持ち帰りも可能な「ブルガリ」の化粧品もあります。ドライヤーは「ReFa」。ブラシや歯ブラシも、部屋のカードキーと同様、プラスチックではなく竹製でした。

和朝食もボリュームたっぷり。ご飯に合うおかずがたくさん付いています

 大きなベッドでゆっくり眠った後は、朝にまたお風呂。そして、朝食です。場所は昨晩の夕食と同じ「和敬」。最初に平取町のトマトジュース「ニシパの恋人」と余市町のリンゴジュース、道産のミルクが一口ずつ、出されます。ご飯はゆめぴりか。おかゆを選択しました。おみそ汁は道産シジミです。おかずは銀ダラの焼き物や牛すじ大根の煮物、ホタテのお刺身など盛りだくさん。ボリュームたっぷりです。

 朝ご飯の後も、最後にちゃぽんとお湯につかり、チェックアウトです。

住所/音更町十勝川温泉南16丁目1-19
電話/0155・65・0805
編集長のご褒美女子旅 2023 vol.5 道東・十勝編㊦ ガーデンの緑にいやされ、サウナで「ととのう」
編集長のご褒美女子旅 2023 vol.4 道南編㊤海の幸とハイクラスの温泉ホテル 函館を贅沢に楽しむ
編集長のご褒美女子旅 2023 vol.3 道北編㊤羊と紡ぐ品々に触れ、最北のブルワリーを訪ねる
編集長のご褒美女子旅 2023 vol.2道央 余市・仁木編㊤道産ワイン産地で美酒を楽しむ
編集長のご褒美女子旅 2023 vol.1 札幌編①道産ワインをホテルでゆったりと

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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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