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2023.08.09

編集長のご褒美女子旅 2023 vol.4 道南編㊤海の幸とハイクラスの温泉ホテル 函館を贅沢に楽しむ

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

「望楼NOGUCHI函館」の露天風呂

 頑張ったあなたに贈る「ご褒美女子旅」。仕事に家事にと奮闘した自分へのご褒美に、いつもよりちょっと豪華な旅に出かけませんか。道央、道東、道北、道南と北海道を4エリアに分け、各エリアごとに宿や温泉、グルメに地酒…。「ご褒美旅」を提案します。道南編では、飛行機で函館に飛び、湯の川温泉の豪華ホテルにステイ、美食を楽しみます。

札幌・丘珠空港から空路40分で目的地・函館に到着

丘珠空港から飛行機に乗り込みます
約40分で函館空港に到着です

 函館には、飛行機で向かいます。札幌・丘珠空港から約40分。機内誌を眺めているうちに函館空港に到着です。

丁寧な仕事と細やかな気遣いが心地良い「梅乃寿司」

桜が丘通の住宅街にたたずむ「梅乃寿司」

 魚介のおいしい函館に来たからには、お昼ご飯はお寿司にしましょう。函館の市電が走る通りから中道に入った桜が丘通。その名の通り、800メートルに渡って両側に約100本のソメイヨシノが植えられ、春には桜のアーチが見られます。その通りの中程にひっそりとたたずむのが「梅乃寿司」です。

 梅乃寿司は森町で創業。18年前に函館に移転しました。代表取締役の金丸正善さんは2代目で、札幌の「すし善」で7年ほど修行した後、帰郷し、付け場に立っています。メニューは昼夜通して、にぎり10貫の「おまかせ」(5500円)と「本日のコース料理」(15400円)のみ。「おまかせ」をお願いします。

ビールを頼むと、煮タコを切ってくれました
カウンター席から眺められるお庭

 ビールも頼むと、金丸さんがさっと煮タコを切ってくれました。ほうじ茶でゆでたタコで、とても柔らかく煮上がっています。握りの1貫目はヒラメ。かぼすと塩が振ってあります。昆布締めかと思うほどにうまみが強く、身がねっとりとしています。金丸さんは「活け締めにした後、あえて一晩寝かせて、魚のうまみを引き出しました」と言います。2貫目の本マグロの中トロは煮きり醤油で。しゃりは小さめで、口の中でほろりとほどけます。見た感じ以上にネタが厚く、食べ応えがあります。

口の中でほろほろとほぐれるイカ。山わさびにも一工夫
ゆったりしたスペースのカウンター席

 次はボタンエビ。観光地の海鮮料理店では、水槽で泳いでいるエビをすくい上げ、さばいてくれるところもありますが、梅乃寿司では頭を落とした後、氷で2日間冷やしています。締め立てだと「ポキポキ」と音がしそうなほど身が締まっていますが、これはねっとりしていて、甘いです。金丸さんは「寿司に合うエビでしょう」と胸を張ります。お客さんは7割が地元客で、8~9割がリピーターだそう。「観光地なら海鮮丼を出したり、いけすを置いたりするのでしょうが、地元の人のための寿司屋です。派手さはないですが、おいしく食べてもらう仕事をしています」

 函館といえば、イカ。上には山わさびが載っています。口に入れるとびっくり。イカがほろほろと崩れてご飯と絡み合います。切り込みを入れてあるように見えたイカは実は細く切ってあり、ご飯と混ざり合うようにしているそうです。そして、山わさびがまろやか。金丸さんは「そのままだとツーンとしすぎて痛いくらいなので、かつおぶしを混ぜ込んでいます」と教えてくれました。

漬けマグロと一緒に函館の地酒「五稜」を
カウンターのネタケースにはキラキラした柵がびっしり

 ホタテは肉厚で、身はとろりとしているのに、サクサクした歯触りが楽しめます。「貝類は時間をおいてはだめ。臭みが出るので、殻から外してすぐ、お出しします」とのこと。漬けマグロは、しっかり味がしみこんでいますが、まろやかです。

 半分まできたところで、2021年に函館に54年ぶりとなる酒蔵として創設された上川大雪酒造「五稜の蔵」の「五稜」の純米酒をお願いします。日本酒は全国の銘酒10種類ほどを置いており、その時々で銘柄は変わりますが、函館に地元のコメや水を使う蔵ができてから、五稜と札幌・千歳鶴の「十一州」だけは常備しているそうです。

 ホッキはさっとあぶって塩で。ピンク色の貝は弾力があり、あぶった香ばしさはありますが、中は半生。これ以上火を入れると固くなる寸前です。「つまみに生で出してコリコリ感を味わってもらった後、後であぶりの握りを出すなど、同じ食材を2度楽しんでもらえます」と言います。

 びっくりしたのが、毛ガニ。軍艦ではなく、ほぐし身の握りです。寿司のネタにちょうどいい塩加減になるよう店でゆでてほぐし、みそで和えているそうです。カニの身とご飯がぴったり合います。仕入れや季節によってズワイガニのこともあるそう。

イクラは軍艦ではなく、握りで
落ち着いた個室もあります

 イクラも軍艦ではなく、握りで。しょうゆで漬けてありますが、ネタにしても崩れないよう水分を調節され、ご飯の上からぽろぽろ落ちてくることはありません。卵かけご飯のようなまろやかな味わいで、皮もまったく口に残りません。

 金丸さんがウニの折を冷蔵庫から取り出しました。「折だけど、殻から外しただけで、ミョウバンを使っていないんです」と説明してくれます。塩水漬けのウニだと、寿司には水分がじゃまだからと、函館でとれたウニをその日使う分だけ折にして、昼営業の直前に届けてもらうそうです。「ウニは水を切れば切るだけ甘くなるけど、水を切ると溶ける。ギリギリの加減です」。この間までは函館産のバフンウニでしたが、夏はムラサキウニを出しており、「函館のムラサキは味が濃いですよ」と自信をみせます。玉子焼きと青のりのおわんでおしまいです。

丁寧な仕事ぶりと、プロの気遣いが印象的な金丸さん

 メニューは昼夜通して2種類ですが、金丸さんは「10人いたら10通りの出し方をするオーダーメードなのが寿司店」と言います。お酒を飲みながらゆっくり楽しむ人にはつまみを充実させ、寿司は最後につまむ程度に。おなかいっぱい食べたい人には、握りだけでも。「寿司屋は本来、使い勝手のいい店。繁華街じゃないから、うちの店を目指して来てくれる人が多いんです。わざわざ来てくれるなら、満足してもらわなくちゃ」とプロの気遣いをみせます。

住所/函館市柏木町1-19
電話/0138・55・3133
営業時間/正午~午後2時、午後5時~午後9時半
定休日/日曜、第3月曜

露天風呂からの眺めと「季節の味」を供する「望楼NOGUCHI函館」

「望楼NOGUCHI函館」の入り口

 本日の宿泊は、湯の川温泉にある「望楼NOGUCHI函館」。79室の客室のうち、半分がメゾネットタイプのスイートで、スイートを含めた7割の客室に展望風呂が付いています。最上階の13階には大浴場があり、露天風呂の男湯からは箱館山を、女湯からは函館空港の滑走路や海を眺めることができます。

スイートの展望風呂
階段を上ると、リビングと寝室フロアです

 スイートはメゾネットタイプで、寝室とリビングのフロア、展望風呂のフロアに分かれています。展望風呂は掛け流し。もうもうと湯気が立ちこめます。窓を開けると湯気が外に流れ、露天風呂のようにのぼせずに楽しめます。もちろん、タオル類やバスローブ、パジャマ、館内で着られる浴衣や作務衣もそろっています。今回の部屋は、階段を上ると、リビングと寝室のフロアです。

広々したリビングと和室
寝室も落ち着いた雰囲気

 リビングには広々したソファセットと大きなテレビ、床に座ったり寝転んだりしてくつろげるたたみのスペースがあります。寝室にはベッドが2台。空気清浄機や美容用のスチーマーも備えられています。バーカウンターには豆からひくコーヒーとミル、お茶類のセットがあり、冷蔵庫の中のビールやお茶も無料です。

おひとりさま向けの部屋。ベッドはたたみ敷きの小上がりに

 望楼NOGUCHI函館には、おひとりさま向けの部屋もワンフロア、19室あります。広いリビングにはゆったりしたソファセット、たたみ敷きの小上がりには大きなベッドがあります。温泉地では、ツインやグループ泊向けの和室などが多いなか、1人でも気兼ねなく宿泊できる部屋があるのは、うれしいですね。

 望楼NOGUCHI函館は2010年にリニューアル。その際に、スイートやおひとりさま向けの部屋も整備したそうです。野口観光グループのホテルのうち、「望楼」と名の付く函館と登別はハイクラス向けのシリーズで、全体的に高級感のあるつくりになっています。

女性用の大浴場

 大浴場に行ってみましょう。お湯は少し熱めの無色透明で、しっとりとした肌触り。塩分濃度が高めで、潮風のような香りがします。体の芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴だそうです。

女湯の露天風呂からの風景
男湯の露天風呂からの景色

 女湯の大きな窓からは函館空港が見えます。ちょうどホテルの真上が着陸の航路となっており、時折飛んでくる飛行機のおなかを真下から眺められます。男湯からは、箱館山を望むことができるそうです。露天風呂に出てみると、太平洋が間近に広がり、開放的な雰囲気です。大浴場にはバスタオルやフェイスタオルが用意されているので、部屋から持って行く必要はありません。

スカイサロンで湯上がりビールとスパークリングワインを
スカイサロンからの展望

 大浴場と同じフロアに「スカイサロンBOUKYOU」があります。周囲はぐるりとガラス張りです。ホテルは周囲よりちょっと高台に建っており、13階からは湯の川地区のパノラマビューを楽しめます。時間帯によって、津軽半島や夕日、夜景などさまざまな表情を見せます。サロンには、生ビールやスパークリングワイン、ソフトドリンク、ソフトクリームがあり、セルフサービスですが無料です。午後2時から午後8時まで。

カフェからは和風庭園が見えます
長いカウンターが印象的なバー

 ホテル1階には、セルフサービスで無料でソフトドリンクを楽しめる「ウォーター・サイド・カフェ YUGEN」や午後8時から午前0時まで営業の「BAR LongGood-bye」、ビリヤード台、土産物などを扱うショップなどがあります。ガラス越しには和風庭園が見えます。全体をライトダウンし、時間帯によって赤や青にライトアップされています。1階と6階、9階、11階には「のぐち文庫」と名付けられたライブラリーが設けられています。別料金ですが、エステや岩盤浴も備えています。

夕食と朝食が提供される「CHIKURIN」の個室

 お楽しみの夕食はホテルの和モダン創作会席です。2階には「お食事処」としてテーブルや掘りごたつの個室があり、このうち中庭の見える「CHIKURIN」の席を用意してくれました。望楼NOGUCHI函館は地元をはじめ、道南の季節の食材を使うことを心がけており、献立表にはできるだけ産地を記載するようにしているそうです。和食と洋食の料理長がそれぞれいて、春夏秋冬ごとに年4回、季節のコースを組み立てます。この日は夏のコースです。

ブルーキュラソーで青色に染められる食前酒
涼しげな前菜の盛り合わせ

 カルピスやウオッカを使い、ブルーキュラソーシャーベットで仕上げた食前酒「朝曇」と前菜の盛り合わせ「歓迎の一皿~山海の幸」でスタートです。八雲産真フグのちり酢和えや道産のパプリカや枝豆などと生ハムのゼリー寄せなど7品が涼しげなガラスの大皿に集められています。自家製ウニ豆腐は、濃厚なウニ豆腐をわさびとジュンサイと合わせ、さっぱりと食べられます。

真丈はトウモロコシそっくりに形づくられています
塩やがごめ昆布のしょうゆなどでいただくお造り

 「北海道産とうもろこし真丈」は、焼とうもろこしを模したしんじょのお椀。焦げ目まで付いて、本物そっくりのすり身の中に、プチプチととうもろこしの実が入っており、上品な昆布だしが実の甘さを引き立てます。お造りは「函館産蝦夷アワビの水貝」など4品を盛り合わせ。「函館産朝捕れ真イカ」はおろししょうがをたっぷり付け、イカ刺し専用のしょうゆで、「海峡産本マグロ」はがごめ昆布のしょうゆで、刺身をおぼろ昆布でくるんだ「戸井産ヒラメの龍皮巻き」は海藻入りの「海峡塩」で、それぞれいただきます。

アサリとジェノベーゼ、2種類のソースでいただく湯葉巻き
柔らかな牛ステーキ

 メーンは魚料理と肉料理が一皿ずつ。「噴火湾アブラガレイと海老の湯葉巻きクロスタ」はカレイとエビのすり身を湯葉で巻き、パリパリに焼き上げたものを、アサリとレモンのソースと北斗産ブロッコリーのジェノベーゼソースに合わせます。「はこだて大沼黒牛のグリエ」は柔らかい牛ステーキが3切。八雲産チーズのソースと紫蘇のスパイシーフレークが付いています。はこだてわいんの赤ワイン「年輪」で煮込んだトロトロの牛肉も添えられています。

粒がしっかり立った土鍋炊きのご飯
ご飯は穴子茶漬けにもできます

 望楼NOGUCHI函館の自慢の一つが、釜炊きのご飯。厳しい品質基準を定め、食味の向上に力を入れる生産者でつくる「函館育ちふっくりんこ蔵部(くらぶ)」が育てた「ふっくりんこ」を、1組分ずつ、土鍋で炊き上げます。炊き上がりを見せてもらうと、大きめのお米の粒が一粒ずつ立ち、キラキラしています。固めに炊き上がったご飯は甘みはあるものの、味はあっさりしており、底にはおこげもできていて、香ばしさも感じます。

 望楼NOGUCHI函館では従来、このふっくりんこを使っていましたが、「よりおいしいご飯を提供したい」と数カ月前、コメの見直しをしたそうです。10種類ほどを食べ比べたところ、「やっぱり、このコメが一番おいしい」と結論が出て、引き続き「函館育ちふっくりんこ蔵部」を使うことが決まったそうです。おいしさを再確認したということですね。

 柴漬けや昆布の佃煮とともに味わい、道産穴子も付いてくるので、最後は昆布とかつおのだし汁でお茶漬けにもできます。おみそ汁には焼きなすが入っており、香ばしさとトロトロの食感を楽しめます。

デザートも道南食材たっぷり

 デザートは、「森町産ブルーベリーのカルダモン風味ゼリー」や大葉のジュレを添えた「北斗産トマト&チーズのカプレーゼアイス」、メロンを芯に巻いたロールケーキの表面をイチゴで飾ったフロマージュブランなどの盛り合わせです。

和食(左)と洋食の朝ご飯

 温泉につかり、ゆっくり眠った後は、朝風呂。すがすがしく、朝ご飯です。場所は、夕食と同じ「CHIKURIN」です。和食と洋食から選ぶことができます。和食、洋食とも、最初に青森県産リンゴジュースと函館牛乳、野口観光グループの「のぐち北湯沢ファーム」のトマトジュース、サラダが出されます。

洋食はパンが最後まで温かくいただけ、パンに合うおかずがたくさん

 洋食は、アブラコのソテーやみそで味付けされたゴマ入りソーセージなどの盛り合わせと、ごろんと大きなホタテが入ったコーンチャウダースープ、スライスされた野菜と一緒にいただく大沼牛の洋風しゃぶしゃぶなどが並びます。パンは温められた黒い石の上に載せて出され、ほんわり温かさが保たれます。カボチャジャムやミックスベリージャムも添えられています。

和食はご飯が進むおかずのラインナップ

 和食は、めかぶしょうゆでいただく函館産イカの刺身や知内産ニラ入りのだし巻き卵、ねぎま鍋、ホッケのつみれ汁、マダラの粕漬けなどのおかずが並びます。虎杖浜産のタラコ、函館のイカぬた和えなどのご飯のお供とともに、ホテル自慢のふっくりんこの釜炊きご飯が提供されます。デザートは、カボチャのプリンと白桃カツゲンのスムージーでした。

住所/函館市湯川町1丁目17-22
電話/0570・026573
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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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