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2022.07.01

北海道お酒と食のおいしいマルシェ開幕 初日レポート〈山﨑編集長☆発〉

山﨑真理子
山﨑真理子

 北大水産学部時代に1年間、練習船に乗って遠洋航海に出ていた船乗り。北海道新聞社に入社後は、社会部の警察担当を振り出しに、網走、帯広、釧路など道内各地で勤務。東京勤務時代は政権交代時の民主党の番記者として、鳩山政権誕生を取材した。2022年4月にTripEat北海道を立ち上げ、初代編集長に就任、23年5月から千歳支局長。

 

 初開催イベントの「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」が本日(7月1日)、札幌大通公園8丁目(大通西8)の特設会場で始まりました。早速、行ってみました。

「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」の会場
午前11時のオープン前から飲食スペースを確保するために並んだ人の列
11時のオープン前から多くの人が並んでいました

 11時のオープン前に、「飲食スペース」を確保する人たちが列を作っていました。天気も良く大勢の人たちが来てました。

 「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」(実行委員会主催)は、酒造会社や飲食店約60社が参加し、道産酒と道内各地の特産品を使った酒の肴たちが楽しめるイベントです。

 午前中は汗ばむ天気で、ビールが大人気でした。「おいしいマルシェを100倍楽しむ方法」でお伝えした「稀少なワイン」のいくつかの銘柄は、昼過ぎ段階でまだ購入可能。厚岸蒸溜所の「500円ハイボール」もありました。TripEat北海道をご覧になってくださっている方、めちゃめちゃチャンスです! ぜひこれからでも、あるいは週末に楽しんでください。

ビール4種お試しセットを提供するTRANSBREWINGの出店者
TRANSBREWINGの4種お試しセット(1200円)

 編集長の山崎も、ワインを飲むつもりが「やっぱりビールでしょ!」と札幌市豊平区のTRANSBREWING(トランスブリューイング)の4種お試しセット(1200円)を最初に購入しました。さすがクラフトビール、という個性豊かな味でした。

 老舗地ビールの「大雪地ビール」(旭川)と「大沼ビール」(七飯町)、そしてクラフトビール5社の計7社が単独ブースを設けて、生ビールを提供するという、ビール好きには非常に嬉しいイベントとなっています。

コロナ対策として検温などの手続きをする来場者
検温などの手続きをするとリストバンドが貰え、その後は自由に出入りができるようになります

 来場者の多くの方は、最初に「飲食スペース」を確保していました。コロナ対策のため、飲食スペースに入るには、検温と連絡先カード記入の手続きが必要となります。

 オープン時にはかなり並びましたが、平日ということもあって、午後になるとそれほど並ばずに飲食スペースに入れるようになりました。

会場中央のテント内に設けられた飲食スペースの様子
飲食スペースはこんな感じです

 飲食スペースは、テーブルはありますが、椅子はなく、スタンディング(立ち飲み)スタイルで、利用時間は「60分程度」となっています。テントのある席とない席がありますが、天気が良かったので、テントのある席の方から埋まっていきました。

上川大雪酒造が函館で稼働させた酒蔵「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」を進める関係者
札幌では、ほぼ買えない酒蔵「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」

 会場には、市制施行100年を迎える札幌、函館、小樽、旭川、室蘭、釧路の道内6市が記念ブースを出していました。函館市のブースでは、上川大雪酒造が昨年12月に函館で稼働させた酒蔵「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」の試飲&販売もやっていました。それほど並ばずスムーズにいただけました。おつまみまで付いていました。非常に美味しかったですよ。

ブース前で五稜乃蔵の試飲をする来場者
試飲をする皆さん
室蘭市のブースでは、ご当地グルメが販売されていました

 道内53あるワイナリーのうち、今回は17ワイナリーが参加しています。単独ブースに出している「北海道ワイン」と「ドメーヌレゾン」「上ノ国ワイナリー」の3つを除いた14ワイナリーは、連合テントの「北海道産ワイン・ジンコーナー」にあります。

新たなワイン産地として注目集まる道南エリア ポテンシャルの高さを追い風に挑戦 〈シリーズ企画ワイナリー05/道南エリア〉
ワイナリーなどの連合ブース「北海道産ワイン・ジンコーナー」
連合テントの「北海道産ワイン・ジンコーナー」

 「どれにしようかな」と物色していると、日本最北のワイナリーとして知られる名寄市の「森臥(しんが)」の竹部裕二さんを発見!農作業の合間を縫って、日帰りで名寄から会場にいらしたとのこと。実は「激レア」なワインの1つです。今回は3銘柄を飲むことができます!! ワイナリーでは今月中に直売会を開く予定だそうです。詳しくは森臥のHPで要チェックです。

日本最北のワイナリー「森臥」が提供したワインを手にする森臥の竹部裕二さん
日本最北のワイナリー「森臥」の竹部裕二さん。笑顔が素敵です
〈山﨑編集長のワイナリー巡り〉①最北のワイナリー森臥(名寄市)かがり火を焚きながらブドウを守る

 ちなみに、どれを選んだらいいか分からない方は、ソムリエさんがコーナーを巡回しているので、見かけたら声をかけて相談してみてください。自分好みの道産ワインが見つかるかもしれませんよ。

こちらは道内の全酒蔵が集結する「北海道産日本酒・焼酎コーナー」

 道内全ての酒蔵が集まる「北海道産日本酒・焼酎コーナー」には、男性陣のお客さんが多かったです。皆さん飲み手の方たちばかりのようで、最初から「これを飲む」と決めている方が多い感じがしました。「おいしいマルシェを100倍楽しむ方法」の「日本酒&焼酎編」でもご紹介しましたが、昨年2月に醸造を始めた箱館醸蔵(七飯町)の「郷宝(ごっほう) 特別純米『きたしずく』」(1杯500円)も人気でした。

美味しい食べ物が勢揃いした飲食エリアのブース前で行列をつくる来場者
美味しい食べ物も勢揃いです

 食べ物は、「雨のち晴れ」のさんま天ぷら(700円)と真たら白子天ぷら(1200円)を押す声が多かったです。「牛たん・もつ 鈴の屋」も多くの人が並んでました。こちらのお店は、牛タン好きの山崎も時々おじゃまさせていただいている美味しいお店です。たん元炙り寿司(4貫1,200円)をいただこうと思っていたら…

「牛たん・もつ 鈴の屋」のブース
奥にいるお二人が、オーナーご夫妻です

 なんと、ただいま増量中で「6貫入り」でした。ボリューム満点で美味しかったです。

 老舗フランス料理店「ル・ジャンティオム」の「牛頬肉の赤ワイン煮込み」(1500円)は、ワインと共にいただきましたが、至福の時となりました。

 最後に室蘭市民のソウルフード、「やきとりの一平」(室蘭)の室蘭やきとりを食べたところで、お腹満腹で本日は終了となりました。

 「北海道お酒と食のおいしいマルシェ2022」は3日までの11:00~18:30(最終日は17:00)。ラストオーダーは30分前です。

北海道お酒と食のおいしいマルシェ2日目レポート〈山﨑編集長☆発〉
おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈ビール&ジン&ウイスキー編〉1~3日・札幌大通公園
おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈日本酒&焼酎編〉1~3日・札幌大通公園
おいしいマルシェを100倍楽しむ方法〈ワイン&食べ物編〉1~3日・札幌大通公園

 

山﨑真理子
山﨑真理子

 北大水産学部時代に1年間、練習船に乗って遠洋航海に出ていた船乗り。北海道新聞社に入社後は、社会部の警察担当を振り出しに、網走、帯広、釧路など道内各地で勤務。東京勤務時代は政権交代時の民主党の番記者として、鳩山政権誕生を取材した。2022年4月にTripEat北海道を立ち上げ、初代編集長に就任、23年5月から千歳支局長。

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